夏の散文録
長野県の白樺に家族旅行いってきた。
宿泊したホテルに併設してある遊園地でかなりボラレたが、子どもたちが楽しそうにしてたから良かった。
帰り道、小津さんの資料館を発見。
めちゃくちゃ見に行きたかったが、時間の問題で断念。
旅行中なのにホテルで寝付く前にいつものようにSNSを開き「CDの酸化による寿命を憂いていない脳天気な奴等は、一生フィジカル命と言うな」等とネット上で突然騒ぎたて、あらためて自分はおぞましく恥ずかしい存在と再確認できた。
最近youtubeに上がった、でぶコーネリアスの新曲がめちゃくちゃ良い。
一回目は会社の昼休みに音無しで再生して(ここ半年ほどイヤホンを紛失してる為、外で音を再生できない)その時点でもう、映像だけでなんとも言えない気持ちに。
二回目はこの家族旅行中のホテルで再生。
この曲の制作過程、きっとつらかっただろうと思う。
その辺りは実際、制作者しか分からない所だし、想像の域を出ないが。
この曲(映像)同様、時空を行ったり来たりしながら、突然過去の記憶がふと蘇って、頭がぶっ壊れそうになるくらいの苦しみが襲いかかってくることが私生活でもよくある。
今年は、親父の27回忌。
ついに親族誰からも連絡は来なくなったが、それで良い。